ライチョウは「絶滅危惧種」

ライチョウは今、絶滅の危機に瀕しています

捕食者

テンやキツネなどの里山動物が高山へ侵入

植生変化

温暖化による植生変化で生息地が減少

ⅠB類の絶滅危惧種
3,000羽から1,700羽へ減少

地球温暖化、捕食者、植生破壊などの影響により、1980年代に約3,000羽だった生息数が、2000年代に約1,700羽まで減少

信州大学が行った調査により、約20年間での減少が上記のとおり確認され絶滅の恐れが高まった

再びⅡ類へ

1980年代に約3,000羽だった生息数が、2000年代に約1,700羽ま減少

環境省は、再び絶滅の恐れが無くなる事(再びⅡ類へ)を目指し、保全活動を行っている

その対策は・・・

➀植物の手入れをする・整える

➁暮らす場所を守る

③動物園で育てて増やす

➃昔いた山に復活させる

➀植物の手入れをする・整える

●火打山では秋にライチョウが採餌に来ていたが、2009年以降ライチョウが確認出来ていない

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●1981年代と2016年の植生を見ると、35年間でウサギギのお花畑が消失し、灌木が出現している

●2016年~2019年にイネ科植物を除去する試験を実施し効果が認められ、2020年から事業化してボランティアと共に大規模な環境改善事業へ

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●妙高市のボランティアの皆さんと共に6年間草取りを実施中

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●2020年事業開始当初はイネ科植物の草原になってしまっていましたが、2026年7月にはイネ科植物を除去したところだけ、高山植物のハクサンコザクラ群落が復活しました。もうすぐライチョウが戻ってくるかもしれません。

➁暮らす場所を守る

●生息数の減少がもっとも顕著な南アルプス北岳で2015年から保護事業を実施

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●この状態で1ヶ月間保護し放鳥したが、その後ヒナが見つからない事態となった。するとその原因として捕食者の存在が浮上した。

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●捕食者対策を実施

●ケージ保護放鳥個体の生存数の遷移

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●しかし捕食者を捕獲しきれておらず事業終了後に再び生息数は減少。現在も対応中。

③動物園で育てて増やす

●2015年より日本動物園水族館とともに、乗鞍岳からたまごを採取してライチョウの飼育下繁殖事業を開始、2019年3月15日より、ライチョウの公開展示を開始。

●動物園で増やしたライチョウを山に上げる野生復帰事業を実施

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●2018年7月20日絶滅山岳の中央アルプス木曽駒ケ岳でメスのライチョウが確認された。実に50年ぶり。これをきっかけに中央アルプスでライチョウを復活させる計画が進んだ。

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➃昔いた山に復活させる

保護増殖事業の完了に向けて

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●保護増殖事業の完了については下記を達成することが条件

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●生息状況及び保全体制について、皆が「もう大丈夫だね」と思えることが必要。特に地域の宝を地域で守るための連携体制は必須です。また、ライチョウに対する共通理解の醸成や観察・撮影のマナーの徹底など、ライチョウ保全に向けた雰囲気づくりへ

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●保護増殖事業を完了すると「監視フェーズ」という段階になり、状況が悪化しないか見守る状態となり、保全については以下の事業を継続